1959-04-09 第31回国会 衆議院 法務委員会 第20号
○福原政府委員 もちろん御存じの通り事案が非常に多種多様でございます。従って、画一的にどのくらいの時間というようなものはなかなか申し上げられませんが、手続的には、出願がありますと、地元の検察官、あるいは刑務所に入っておる者でしたら刑務所の長、保護観察中の者でしたら保護観察所長がその出願の内容をよく調べて、それに対しまして意見をつけて、そうしてこれを中央更生保護審査会に上申する次第でございます。
○福原政府委員 もちろん御存じの通り事案が非常に多種多様でございます。従って、画一的にどのくらいの時間というようなものはなかなか申し上げられませんが、手続的には、出願がありますと、地元の検察官、あるいは刑務所に入っておる者でしたら刑務所の長、保護観察中の者でしたら保護観察所長がその出願の内容をよく調べて、それに対しまして意見をつけて、そうしてこれを中央更生保護審査会に上申する次第でございます。
警察の当時とった措置が十分であるかどうかというお尋ねの点でございますが、これも先ほど申し上げました通り、事案の重要性にかんがみまして、現地におきましては、詳細調査をいたしておる段階でございます。
○石井(榮)政府委員 先ほどお答えいたしました通り、事案が発生いたしましてから今日まで、約二週間を経過いたしておりますが、何分とも関係した人員が彼我相当多数でございまして、真相を把握するには、なお若干の時間をかけなければとうていでき得ない、こう思うのであります。
○政府委員(石井榮三君) たびたび申し上げます通り、事案の真相がはっきりいたしませんと、責任をどの程度に追及していいかの判断を下すことが困難でございます。従って、ただいまは引き続き真相の究明に努力中でございます。結論を得ましたならば、その内容に応じまして、それぞれの責任を追及すべきものは追及したい、かように考えておるのでございます。
○政府委員(石井榮三君) 地元の佐賀県警察といたしましては、もとより、午前中にも申し上げました通り、事案の性質にかんがみまして、きわめて慎重な態度をとり、現在地元の佐賀地方検察庁との間にも緊密な連絡をとったように報告に接しております。
○政府委員(高橋進太郎君) お話の通り、事案そのものとしてはこの委員会に諮っておりますけれども、先ほど申し上げました通り、この問題自体の、いろいろな各関係庁からこうしたものの動きと申しますか、あるいはそれに関するいろいろな情報、研究等のために関係庁から人に来てもらって研究するというようなことで、要するにこういう問題が突如として事案として審議されましても、各委員が直ちにそれの審査ができるように、絶えず
○国務大臣(清瀬一郎君) このことは先刻お答えしておる通り、事案によってきまることであります。私どもはスパイを使うたり、高等警察を使うたり、根掘り葉掘りやるような心持はございません。けれども認可する以上は、これはもう適当な調べをしなければ、調べないでやるなんていう答えはできやしません。しかし、どういう調べをするかというと、そのケース、ケースによることでございます。
○井本政府委員 本人の退職が、この場合の起訴の重要な要件になっていたのではないようでありまして、検察庁としては先ほど御報告申し上げました通り、事案が軽微であったから、起訴の必要はないということで不起訴処分にした、ただし本人が責任について反省して組合に弁償することか、あるいは自主的に退職するということは相当であるということを申し述べたようでありますが、別にこの弁償をしなければあるいは退職しないから起訴
で、お話の通り、事案が長引きますと、大ていの場合あまりいい結果よりもマイナスの面の方が多いのでありまして、できるだけ早く事案を進めるようには今後とも努力しなくてはならない、こういうように考えております。この問題につきましても、お話の通り、非常に長引いておりますので、できるだけ早く結論を出すように私たちも努力いたしますし、審議会の方にもお願いしたいと思います。
取り調べる関係者も相当数に上つておりますので、責任の所在その他につきましては慎重にやつておりますが、だんだん慎重な捜査に基づいて、ただいま刑事局長のおつしやつた通り、事案の真相を明らかにしますように努力して参りたいとこう考えております。
○岡原政府委員 冒頭に申し上げました通り事案の内容について若干明らかならざるものがございますので、検察庁におきましては検事をたしか三名つけまして、鋭意捜査を続行中でございます。と申しますのは、先ほど来話の出ました通り一人シンクレアというのがあちら側に逮捕されまして、目下それの捜査もいたさなければなりませんし、それやこれやでただいまから事案が明らかになつたとは申し上げかねる段階なのでございます。
それでいずれを基準にしてこの調査を進むべきかということについていろいろ研究いたしましたが、先ず調査の対象は全部で五十余件を調査の対象といたしましたが、大体御承知の通り事案の内容は同種の事案でありますから、同じことを繰返すということも到底僅かな日にちで全國に馳け廻らなくちやなりませんから、無駄なことと存じますから、その中で政治關件において、例えば衆議院議員とか縣会議員とか知事選挙とか或いは教員の資格とかいうふうに